「ナウシカに隠された宮崎駿の陰謀 」の違和感

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]

そういう考え方もあるかねぇという部分もあるんだけど、違和感もかなりあるんだよね。
特に違和感があるところを考えたら、「王蟲の大群の前に立ちはだかるのなんて、まさに特攻としか思えません・・・」ってところだと分かった。

ナウシカの行為は王蟲との信頼関係に一縷の望みをかけたものであって、王蟲を撃退しようとしたわけではあるまい。
ましてや特攻という「国家カルトに洗脳された集団の自殺行為」と一緒にするようなものではない。
宮崎駿ナウシカで示したのは、非武装が軍事に優越する物語であって、そもそも軍事的な観点からこの物語を語ろうとする事が間違いだと思う。