稚拙な主張ごっこ

2008-07-06 - やねごんの日記

仲間うちのぬくぬくした世界での主張ごっこ。それだけ。
読み手に配慮しない書き方、このページのひらがな多用に限らず、ギャル文字だの、旧かな使いだの、難漢字多用だの、そういう表現を用いている段階で、それを許容する仲間以外を拒否しているんだよ。そうやって世界を閉ざし、そこに集まってくる仲間だけで「うんうん、そうだよね」とやりたいだけだろ。

内容の方も結局はそれに見合った程度のものになっている。
自身の自由、存在そのものが社会から支えられている事を無視し、自由意志のみを拡大解釈する。その先にあるのは何だ?今はやりのモンスター同士が戦い合う、混沌の荒野だよ。そこには自由などない。究極に不自由な世界。結局この主張はどこで自由を認め、どこで責任を求めるのか判断/思考を放棄しているだけだ。どうあがいてもそんな主張を社会に受け入れさせるのは不可能だし、「魂の本質とは」とか議論するのと同じように無意味だ。
そしてそれに賛成するものたちは、シーシェパードや中国人のオリンピック応援隊、そういった人々の行動にも同じ事を思うのか?それができないのなら、それは「好きな者には自由を、嫌いな者には天誅」をと叫んでいるのと同じだ。

だけどね、これと全く同じ主張する奴なんてずっと昔からいたんだよ。私自身何度も全く同じ主張を見てきた。この主張に新しいところなんて何もない。そして彼らの主張が社会に受け入れられる事はなかったし、読み手不在の表現を使っているなら誰かに影響を与える事すらないと思う。